JAFが発行するモータースポーツライセンス

JAFが発行するモータースポーツライセンス

日本において、モータースポーツといわれるもののほとんどがJAFによって統括されています。

 

JAFといえば出先で故障してしまったり、ガス欠になった時に駆けつけてくれるロードサービスが有名ですが、一方で世界のモータースポーツを統括するFIAの管理下に置かれるモータースポーツ統括団体として存在し、日本のモータースポーツを取り仕切っているのです。

 

モータースポーツライセンスを発行しているのもこのJAFで、JAFで発行されたライセンスは日本だけではなくFIAに加盟しているすべての国でも有効なものとなります。

 

極端にいうと、世界規模で行われているF1やラリーの最高峰となるWRC、スーパーGT選手権などもこのJAFが発行するモータースポーツライセンスがあればだれでも出ることができるのです。

 

ライセンスにはランクというものがあり、これは国によって多少違うのですが、日本では、一般的に国内B級、国内A級、国際C級、国際B級、国際A級、国際スーパーライセンスがあります。

 

更にカート競技用のライセンスやドラッグレース用のライセンス、最近できたソーラーカーライセンスなどがありますが、これらは非常に限られた競技にしか出ることができませんので、一般の方がライセンスを取ってモータースポーツを始めるという場合は国内B級をとって、そこからステップアップしていくという手段をとることになります。